老犬のためにクッションフロアをDIY施工した話/選び方と実際に困ったこと

健康・体調ケア

はじめに

老犬がフローリングで滑るのが怖くて腰を丸めているイラスト

老犬がフローリングで滑るようになると、見ているこちらも不安になりますよね。

我が家の黒のトイプードルも、8歳を過ぎた頃から、リビングで腰を丸めるように歩くようになりました。
外では普通に歩けるのに、家の中だけ滑ってしまう。

歩きにくそうな姿を見るたびに、「このままで大丈夫なのだろうか」と心配になりました。

最初は部分的なマットやワックスなど、できる範囲の対策を試しました。
でも、最終的にたどり着いたのが、クッションフロアでした。

この記事では、我が家が実際に約20畳をDIY施工した時の流れと、選ぶ時に考えたこと、実際に困ったことをまとめます。

なぜクッションフロアを選んだのか

床対策には、いろいろな方法があります。

・吸着マット
・ジョイントマット
・ワックス
・クッションフロア

我が家でも、犬が若い頃から少しずつ試してきました。

部分的なマットは手軽ですが、どうしても継ぎ目が増え、そこから汚れ(特におしっこ)が中に入ってしまいます。
我が家は3頭いるため、走りやすい空間を広めに確保したいという思いもありました。

また、

・床暖房対応であること
・掃除しやすいこと
・できるだけ継ぎ目を減らせること
・クッション性があること

も大事な条件でした。

その中で選んだのが、ペット対応・床暖房対応のクッションフロアです。

クッションフロアの選び方と費用

クッションフロアは種類がとても多く、最初はかなり迷いました。

まずはペット対応の表記があるものを探しました。
クッション性があり、防水・消臭・傷がつきにくく、床暖房対応のものとなると、意外と選択肢は絞られてきます。

素人でも広い範囲に施工できて、デザインにも納得できて、費用も10万円以内に収めたい。
そんな条件で探す中で見つけたのが、東リのクッションフロアでした。

まずはネットで施工例や写真をたくさん見て、気になったデザインのサンプル(A4サイズ1枚30円)を6種類取り寄せました。

実際に部屋に置いてみると、画面で見る印象とはかなり違います。

「思ったより暗い」「木目が強い」「部屋が狭く見える」

そんな気づきが意外と多く、家族とも相談しながら決めていきました。
最終的には、汚れが目立ちにくく、今の家具にも合いやすい色を選びました。

我が家で使用したのは、東リ CFシートP NW(ペット対応・床暖房対応)です。

DIY施工に必要なものと費用

施工前には、必要なものをかなり調べました。

準備したのは以下のとおりです。

・クッションフロア本体
・クッションフロア用両面テープ
(東リ クッションフロア用CFテープ幅50ミリ15メートル巻き)
・床暖房対応の両面テープ
(両面テープ床用貼って剥がせる床暖OK幅50ミリ20メートル巻き ユカオCSZ)
・養生テープ
・厚手も切れるハサミ
・カッター

特に両面テープは重要で、通常部分にはクッションフロア用、床暖房部分には床暖房対応のものを使い分けました。
なお、両面テープは楽天でクッションフロアを購入した際に一緒に出てきた関連商品を使用しました。

今回かかった費用は、

・クッションフロア代
・両面テープ代
・養生テープ代(家の買い置きを使用したので今回は0円)
・道具代(今回は新調していないので0円)

合計で約60,000円ほどでした。施工面積は約20畳です。

業者に頼むと高額になる場合もあるため、DIYでかなり費用を抑えられたと感じています。

実際の貼り方と作業

クッションフロアのDIY施工

施工当日は、まず家具をできるだけ移動しました。

最初は「家具を動かさずに貼れないか」と考えていたのですが、実際にやってみると、家具の形に沿ってカットしたりシートをつないだりする必要が出てきて、かなり難しくなることがわかりました。

移動は大変でしたが、家具を動かしてシートをなるべくそのまま使う方法に切り替えました。
ただ、その分シートが足りなくなってしまい、途中で追加注文することになりました。
家具を動かす労力とシート代は増えましたが、結果的には満足しています。

作業の流れはこのようなイメージです。

  1. 家具を移動する
  2. 掃除・クッションフロアを広げる
  3. 部屋の形に合わせてカット
  4. 両面テープを貼る箇所に養生テープを下貼り
  5. 両面テープで固定する

部屋の凸凹や壁際の調整は意外と手間がかかり、何度も合わせながら少しずつ切っていきました。
L字型の差金で線を引き、厚手のものも切れるハサミを使ったことで、作業がずいぶんスムーズになりました。

我が家で使用したハサミはこちらです。

もともとは一人でやるつもりでしたが、出張から帰ってきた主人に頼んで、二人で作業しました。
大きな家具を動かしながらの作業は、一人ではかなり厳しかったと思います。
それでも、実質半日以上かかり、2日間に渡って作業しました。

施工から1年後の状態

施工1年経ったクッションフロアの様子

現在、施工から約1年が経過しました。

気になっていた継ぎ目・ニオイ・床暖房・汚れについて、今のところ大きな問題はありません。

継ぎ目は、180cm幅のロールを必要なメートル分購入したため、ほとんどありません。
養生テープの上に両面テープを貼って固定しているので、ゴミや水分が入ることもほぼありません。

壁との間にはわずかな隙間ができ、犬の毛などが入り込むことはあります。
素人の仕事なので仕方ないかなと思っています。今は掃除でカバーしています。

ニオイと汚れは、水拭きできるので気になりません。
木目調を選んだのも、結果的によかったと思います。
重い家具の跡もしばらくすると消えているので、今のところ生活の中では気になりません。

床暖房は、今のところ問題なく使えています。

そして、犬たちの様子もかなり変わりました。

・滑る様子がなくなった
・歩き方が自然になった
・安心して走るようになった

床暖房をつける季節になると、直接クッションフロアの上で気持ちよさそうに寝ています。
「もっと早くやれば良かったかもしれない」と、正直そう感じることもあります。

クッションフロアの上で走り回る3頭

実際にやってみて感じたこと

クッションフロア施工は、決して簡単な作業ではありませんでした。

それでも、

・滑りにくくなった
・掃除しやすくなった
・犬たちが歩きやすそうになった

この変化は、思っていた以上に大きかったです。

完璧な方法ではないかもしれません。
それでも、老犬との暮らしを少し楽にする方法の一つとして、我が家には合っていたと感じています。

床暖でくつろぐトイプードル

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