はじめに

最近、トイプードルの食べ方が少し変わってきました。
これまでもお腹が緩くなりやすく、フード選びには何度も悩んできました。
でも今回は、お腹ではありません。
どうやら「噛むこと」が、以前より負担になってきたようなのです。
我が家には、トイプードル・キャバリア・チワワの3頭がいます。 みんな10歳が近づいてきました。
年齢を重ねるにつれて、食べる量だけでなく、食べ方にも少しずつ変化が出てきています。
今回は、最近感じている食事の変化についてまとめます。
以前、お腹の不調からフード選びに悩んだ時のことは、こちらの記事にまとめています。
→「老犬3頭のフード迷走記」
若い頃はそれぞれ食べ方が違いました
若い頃から、3頭の食べ方には個性がありました。
キャバリアは、何でもガツガツ食べるタイプ。 フードもおやつも、迷いなく食べていました。
トイプードルは少し違っていて、硬いものを噛むのが大好きでした。 骨型のおやつや硬めのおもちゃをガジガジ噛んで遊ぶ姿を、よく見ていたものです。
一方のチワワは、硬いものや大きいものが苦手です。 でも他の子に取られるのは嫌だったようで、歯磨きガムなどを自分のベッドへ運んで隠していました。
同じ家で暮らしていても、本当にそれぞれ違います。
トイプードルがフードを噛まなくなってきた
最近気になっているのが、トイプードルです。
以前、お腹の調子が安定せず、フード選びに悩んでいた時期がありました。 その時はトイプードル用のフードに変えることでお腹が落ち着き、その後は硬さが気になりはじめてシニアフードへ変更しました。
シニアフードにしてからは比較的安定していて、「しばらくはこのままで大丈夫かな」と思っていたのです。
フードそのものが合わなくなったと感じた時は、以前こんな基準で見直しました。
→「老犬のフードの選び方」
ところが最近は、そのシニアフードでも噛むことを嫌がるようになってきました。
食べないわけではありません。 でも、「食べたいけれど噛みたくない」そんな様子に見える日があります。
もちろん、トイプードルらしく好みの問題もあるようです。 豆腐やおやつを少し混ぜると積極的に食べる日もあります。
ただ最近の様子を見ていると、好みだけではなく「噛みにくさ」も関係しているように感じています。
現在は、ぬるま湯でふやかしたり、豆腐を少し混ぜたりしながら食べてもらっています。
そのおかげか、体重も少し増えてきました。 以前は肋骨が触るだけで分かるほど痩せていた時期もあったので、今はほっとしています。 毛艶も、以前より良くなったように感じています。
ただ、最近は柔らかくしても少し不満そうな顔をする日が増えてきました。 そこで今は、粒の小さいフードを試してみようと注文しているところです。 合うかどうかはまだ分かりませんが、届いたらまたご報告できればと思っています。
「門番」になっていたキャバリア
実はキャバリアも、歯が揺れていた時期がありました。
その頃のキャバリアには、私たちが「門番」と呼んでいた行動がありました。 おやつや歯磨きガムを自分の前に置いて、その場に座り込むのです。 まるで誰かに取られないよう見張っているような。
食べたいのに、食べられない。 今思うと、そんな状態だったのかもしれません。

ところが数本の歯が抜けてから、様子が変わりました。 以前より落ち着いて食べられるようになったのです。
歯が抜けることは心配でしたが、結果的には食事が楽になった部分もあったようです。
一番変わったのはチワワかもしれません
意外だったのは、チワワです。
若い頃は、歯磨きガムをもらってもすぐには食べられませんでした。 ベッドへ持ち帰って隠していることも、よくありました。
ところが年齢を重ね、数本歯が抜けてからは様子が変わりました。 以前は歯が立たなかったような硬めのガムでも、自分で上手に食べられるようになったのです。
今では3頭の中で一番早く食べ終わることもあります。
老犬になると、ただ「できなくなる」だけではないのだと感じています。
歯の健康より「食べること」を優先するようになった

若い頃は、ドライフードと歯磨きガムで歯の健康を維持したいと思っていました。
ところが、獣医さんから歯肉炎を指摘されてから、少しずつ焦り始めました。
歯磨きガムを続けながら、歯ブラシと歯磨きジェルも試してみました。 美味しそうなジェルなら嫌がらないかもしれないと思っていたのですが、そううまくはいきませんでした。
気づけば、犬たちが私を避けるようになっていました。
近づくと逃げる。 呼んでも来ない。 あの頃の寂しさは、今でも少し覚えています。
結局、歯磨きは続けられませんでした。 飼い主として失格かもしれない、という気持ちが正直あります。
でも、ある時、獣医師の書いた文章の中にこんな言葉を見つけました。
「歯がなくても、ちゃんと食べられる」
その言葉に、少し救われました。
実際、キャバリアもチワワも、歯が何本か抜けた今の方が落ち着いて食事できています。 歯を守ることより、食べることを楽しめることの方が、今の子たちには大事なのかもしれない。
今はそう思っています。
まとめ

老犬になると、食べる量だけでなく、食べ方そのものも変わってくるようです。
我が家の3頭も、それぞれ違う変化がありました。
若い頃は何でもガツガツ食べていたキャバリア。 硬いものが大好きだったトイプードル。 ガムを隠していたチワワ。
それぞれの個性が、年齢とともにまた違う形で現れているように感じます。
今はまだ試行錯誤の途中です。 新しく注文したフードも、合うかどうかは分かりません。 それでも、その時々の様子を見ながら調整していこうと思っています。
以前は何でも食べていた子たちが、少しずつ変わっていく。 それは少し寂しくもありますが、年齢を重ねた今の姿なのかもしれません。
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