失敗体験から学んだ老犬トリミングの考え方

老犬との暮らしでは、トリミングも欠かせないお世話のひとつです。
けれど、定期的にサロンに通うとなると、それなりの費用がかかります。
我が家でも3頭それぞれにトリミングが必要で、続けていくうちに、
「このままで大丈夫だろうか」と考えるようになりました。
実は、私には以前、自宅でのトリミングに失敗した経験があります。
それでも今は、自宅トリミングを選んでいます。
その理由は、過去の失敗と、その後の経験につながっています。
最初の犬で経験したトリミングの失敗
初めて室内犬を飼ったとき、ペットショップでは
「トリミングが必要です」と言われていました。
けれど、どこに行けばいいのか分からず、
決められないまま時間が過ぎていきました。
ブラッシングはそれなりにしていたつもりでしたが、
トリミングの必要性をきちんと理解していなかったのだと思います。
気がつけば、毛は伸び放題で、毛玉だらけになっていました。
自宅でなんとかしようとしてうまくいかなかった

自宅でシャンプーをしながら、毛玉取りのくしやブラシで
必死にとかそうとしました。
それでも追いつかず、
「全部短くしてしまえばいいのでは」と考えました。
ハサミで切ろうとしたのですが、10キロ近い犬の毛を整えるのは、
思っていた以上に大変でした。
うまくいかず、今度はバリカンを購入しました。
当時の私は、
「うまく刈れないのは道具のせいだ」と思っていました。
ネットで調べて、プロが使うようなバリカンまで買いましたが、
結果は変わりませんでした。
今なら分かります。
毛玉がある状態では、どんなバリカンでもうまく刈れないということを。
プロにお願いして気づいたこと

そんな中、犬が病気をしたことをきっかけに、
動物病院を通じてトリマーさんを紹介していただきました。
お願いしてみると、それまでの苦労が嘘のように、
犬はすっきりと整いました。
それだけでなく、
・毛玉ができる前のケアの大切さ
・ブラッシングのやり方
・自宅でできる範囲
いろいろなことを教えていただきました。
あのときは、私も犬もほっとしたのを覚えています。
そのとき感じていた不安と迷い
当時は、
どこに頼めばいいのか分からない不安がありました。
それでも「自分でやらなければ」と思い込み、
うまくいかないことに焦っていたように思います。
頑張っているつもりでも、結果的には
犬に負担をかけてしまっていたのかもしれません。
プロにお願いしてから、
「全部自分でやらなくてもいいんだ」と思えたとき、
気持ちが少し軽くなりました。
自宅トリミングを選ぶことになった理由
それから年月が経ち、今は3頭との暮らしになりました。
大きく変わったのは、生活の状況です。
定年退職を迎え、収入は少しずつ減っていきました。
感覚としては、以前の3分の1ほどになったように感じています。
その中で、トリミング代は小さくない負担になりました。
さらに、トイプードルは臆病で、噛みつきもあります。
サロンでのトリミングを続けることが、だんだん難しくなってきました。
ただ、私がお世話をするときには噛むことはありません。
「私がやった方が、この子にとって楽なのでは」
そう考えるようになりました。
そして、以前の失敗や、トリマーさんに教えていただいたこともあり、
「自分でもできるかもしれない」と思うようになりました。
今のやり方と考え方

今は、自宅でできる範囲のトリミングをしています。
以前のように、
一度で全部きれいにしようとは思っていません。
・無理をしない
・毛玉を作らないようにする
・少しずつ整える
そんなやり方に変わりました。
過去に教えていただいたことが、
今になってとても役に立っています。
自宅でできることと、難しいこと。
その線引きを、自分なりに考えるようになりました。
まとめ
自宅トリミングは、最初からうまくいったわけではありません。
むしろ、我が家の場合は、
一度大きく失敗した経験があったからこそ、
今のやり方にたどり着いたのだと思います。
お金のこと、犬の性格、そして自分の体力や時間。
そのときの状況を見ながら、選んできました。
これが正解かどうかは分かりません。
けれど、今は無理なく続けられています。
我が家にとっては、これがひとつの選択です。


コメント