無理をしないために変えてきた工夫

老犬を3頭抱えて、トリミングをどうするか——
ずっと悩み続けています。
老犬になっても、トリミングは続けた方がいいのか。
自宅トリミングを、このまま続けていいのか。
正直に言うと、もうやめたいと思うこともあります。
体力的にもきつくなってきましたし、
気持ちの面でも、迷うことが増えてきました。
それでも、グルーミングを怠ると犬の健康に影響が出てしまいます。
特にトイプードルは、カットを含めたトリミングをしないと、
毛が伸びすぎて生活に支障が出てしまいます。
「やめたい」と思う気持ちと、
「続けなければいけない」という思いの間で、
今も揺れています。
今回は、金銭的にも体力的にもゆとりがない中で、
私が老犬のトリミングとどう向き合っているのかをまとめました。
実際の自宅トリミングの手順ややり方については、
こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 自宅トリミングのやり方を見る
老犬になってからの変化

老犬になり、毛が細くなり、量も減ってきました。
シャンプーやドライにかかる時間は減ったものの、
その分、皮膚が弱くなり、イボやたるみも増えてきて、
これまで以上に神経を使うようになりました。
体力も落ちてきて、
長時間のトリミングが難しくなってきました。
「今までと同じやり方では無理かもしれない」と感じることも増えてきました。
そこで、意識するようにしたのが、この3つです。
・少しずつ日を分けて行うこと
・トリミングする場所を工夫すること
・やり方を犬の状態に合わせること
老犬トリミングのやり方
基本的なトリミングの流れや具体的なやり方については、
こちらの記事でまとめています。
▶ 自宅トリミングのやり方を見る
トリミングにかかる時間
自分自身がトリミングに慣れてきたことで、
以前よりは手早くできるようになりました。
準備や片付けを除けば、
・シャンプードライ:1頭につき20〜30分
・足裏や爪のカット:1頭につき20分程度
・トイプードルのカット:1時間半程度
・キャバリアとチワワのカット:30分程度
このくらいの時間で行っています。
準備や片付けの手間を考えると、
同じ工程を3頭まとめて行った方が、効率が良いと感じています。
トリミング週間という考え方

効率の問題もありますが、
それ以上に感じたのは、犬への負担でした。
1回で終わらせようとすると、
老犬にとってかなり大きな負担になります。
そこで考えたのが、「トリミング週間」という方法です。
1日でまとめてやろうとするのをやめて、
数日に分けて少しずつ進めるようにしました。
前回のトリミングから1〜2ヶ月ほど経ち、毛が伸びてきたタイミングで、
「今週はトリミング週間にしよう」と決めます。
・1日目:1頭ずつ丁寧にブラッシング
・2日目:3頭ともシャンプーとドライ
・3日目:トイプードルのカット(余力があれば他2頭も)
・4日目以降:足裏・爪・耳などのケア
特にトイプードルは、ブラッシング→シャンプー→カットの間を
あけすぎないように気をつけています。
毛が絡んでしまうと、うまくカットできないだけでなく、
犬に痛い思いをさせてしまうからです。
足裏や爪、耳のケアは、
犬の様子を見ながら回数を増やしたり間をあけたりと、
柔軟に行うようにしています。
難しく考えなくていい、と今は思っています。
週のどこかで少しずつ——それだけで、だいぶ変わりました。
このやり方に変えてから、
「トリミングが嫌だな」と思うことが減りました。
犬たちも、以前のように逃げ回ることが少なくなってきたように感じています。
やり方を工夫することで続けやすくなった一方で、
体力や負担の面で迷うことも、まだ多くあります。
費用や負担とのバランスについては、
こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 自宅トリミングと費用の現実を見る
場所とやり方の工夫

シャンプーは、以前は浴室で行っていました。
ただ、犬が動き回るうえに、
腰が痛くなることも多く、負担が大きいと感じていました。
あるとき、新生児をシンクで沐浴させているのを見て、
「洗面台でもできるかもしれない」と思い、試してみました。
今では、洗面台を使うことで、
犬も動きにくくなり、私の負担もかなり軽くなっています。
シャンプーの日は周りの物をすべて片付けるので、
結果的に洗面台まわりがきれいになるという、思わぬおまけもできました。
カットは、以前は床で行っていましたが、
ダイニングテーブルに滑り止めマットを敷くようにしてからは、
犬も落ち着き、私も座りながら作業できるようになりました。
ブラッシングや爪切りは、
ソファに座って膝の上で行うことで、
私も犬も、落ち着いてできるようになっています。
自宅トリミングの葛藤

ここまで工夫をしてきましたが、
正直に言うと、自宅トリミングは楽ではありません。
3頭いて、その中にトイプードルがいると、
体力的にきついと感じることも多いです。
「今月もこれで2万円の節約」と自分に言い聞かせながら、
なんとか続けているのが本音です。
技術もまだ十分とは言えず、
思うように仕上がらないこともあります。
可愛く仕上がると嬉しい反面、
納得できずに終わることも少なくありません。
そして一番つらいのは、犬との関係です。
トリミングの後、数日間は距離を取られてしまうこともありました。
「本当にこれでいいのだろうか」と悩んだことも、一度ではありません。
今は、一工程ごとに「頑張ったね」と声をかけ、
おやつをあげるようにしたことで、
以前ほどの距離は感じなくなってきました。
それでも、迷いはなくなりません。
こうした悩みの中で、
「このまま続けていいのか」と考えることも増えてきました。
費用や体力とのバランスについて、
私なりに考えたことはこちらにまとめています。
▶ 自宅トリミングと費用の現実を見る
それでも必要だと感じた理由
「昔の犬はトリミングなんてしていなかったのでは」と
思うこともあります。
それでも、これまでの経験から、
やはり必要だと感じています。
・足裏の毛や爪が伸びていて、滑って怪我をした
・爪が伸びて皮膚に食い込んだ
・耳の毛玉に足を引っかけて動けなくなった
・肛門腺が詰まって腫れた
・耳の中の毛で炎症を起こした
それ以外にも、皮膚トラブルやかゆみなど、
数えきれないほどのことがありました。
こうした経験を通して、
日常のケアの大切さを、改めて実感しました。
それがグルーミングであり、トリミングなのだと思っています。
だからこそ、無理のない形であっても、
続けていくことが大切だと感じています。
「自宅とサロン、どちらを選ぶか」については、
こちらの記事でまとめています。
▶自宅トリミングと費用の現実を見る

まとめ
自宅トリミングは、理想通りにはいきません。
悩みながら、迷いながら、
その時できる形で続けています。
でも、老犬になった犬たちのペースに合わせてできるという意味では、
自宅トリミングも悪くはないと感じています。
完璧でなくていい。
無理をしないこと。
そして、その子の様子を見ながら続けていくこと。
それを大切にしながら、
これからも続けていこうと思っています。
同じように悩んでいる方と、
それぞれのやり方を見つけていけたら嬉しいです。
もう少し詳しく知りたい方は

・具体的なやり方を知りたい方は
▶ 自宅トリミングのやり方を見る
・費用や負担について考えたい方は
▶ 自宅トリミングと費用の現実を見る
それぞれの記事も参考にしてみてください。



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